コーポレートチームが進めた社内IT改善 2024年

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こんにちは、PR TIMESコーポレートチームの大村です。

今年、私たちコーポレートチームは、日々の業務をより快適で安全に進めるためのさまざまな取り組みを行ってきました。ここでは、オフィス環境の改善や新しい技術の導入を通じて、どのように社内の働きやすさをサポートしてきたのか、2024年の活動についてシンプルに紹介します。

オフィスリファイン: 快適な作業環境の提供

昨年末から今年の初めにかけて、当社では出社回帰の流れと人員強化を見据え、オフィスの座席拡張プロジェクトを開始しました。さらに、オンライン会議やお客様との商談を強化するため、ワークポッドの増設を行いました。

これにより、社員全員が快適に業務を行える環境が整いました。また、ネットワークの強化を通じて、定員増に対応するインフラも整備しました。これらは社員が効率的に業務を遂行できるようにするための重要なステップでした。

リファイン前のエントランスエリア 解放感のある広いスペースがあった
リファイン後のエントランスエリア ベンチや植栽があった位置に会議室を新設。空間を最大限活用する方針へ。

アクセスポイントの増設

オフィスリファインでは、執務室内に約50席を追加する工事を実施しました。それに加え、新たに2つの会議室を増設しました。それに伴い、安定した社内ネットワーク環境を提供するため、アクセスポイントの増設も行いました。

アクセスポイントには、Cisco Merakiを使用しています。既存のアクセスポイントの位置は変更せず、その間を埋める形で増設を行いました。会議室エリアでは、新たに壁を設けたことで電波強度が低下することが予想されたため、新しい壁の裏側にアクセスポイントを追加しました。

このような増設を行う際、PoE対応のアクセスポイントでは天井側の電源工事を省くことができました。

増設したアクセスポイント 新設した会議室の壁近くに設置。奥に見える黒い配線はAPではなく別の機器(サウンドマスキング)の電源。

ワークポッドの増設

2022年のオフィス移転時に導入したワークポッドは非常に好評で、ほぼ終日、全台が稼働していました。オフィスの密度が変わっても、質の高いオンライン会議や商談を継続できるよう、ワークポッドを10台以上増設しました。

また、すべてのワークポッドでイーサネットケーブルによる接続が可能となるよう、LAN配線も行いました。

増席分に対応するネットワーク構成の強化

座席とワークポッドの増設に伴い、ネットワーク機器(スイッチ)のポートが不足する問題が発生しました。当初はスイッチをさらに増設する案も検討しましたが、ワークポッドは基本的に1名で使用するため、既存配線から分岐する方法を採用しました。

具体的には、各島の席に配置されているスイッチングハブを8ポートのものから16ポートのものに置き換え、空いているポートからワークポッドに配線を取り出し、床下配線でワークポッドにつなげました。これにより、コストを削減することができました。

増設した16ポートハブ。最大で8席が1島に集まっているが、配線の分岐やBIZTEL固定電話機の設置に対応できるようポート数を増やした。

エンドポイントセキュリティの大規模障害とその後の対応

7月に発生したエンドポイントセキュリティの大規模な障害により、社内の多くのWindows PCが使用不能になる状況が発生しました。これは私たちにとって大きな試練となりましたが、教訓を得て障害対策方針を策定することにつながりました。ITチームは迅速に対応し、今後同様の問題を避けるための強固な体制を構築しました。

コーポレートチームで対応したこと

この障害では、Windows PCがブルースクリーンから復帰しないという問題が発生しました。外部からの情報収集により、この障害が世界規模で発生していること、そして原因がエンドポイントセキュリティであることが判明しました。

エンドポイントセキュリティをインストールしていないPCでは不具合は見られませんでしたが、保護されていないPCをネットワークに接続して業務を行うことはリスクが伴います。そこで、不具合が発生していない(特定のバージョンのセキュリティがインストールされていない)PCを用意し、部分的に業務を継続する措置を取りました。また、社外持ち出し用に導入していたChromebookを活用し、ブラウザを使用する業務を継続させました。

この経験は、障害発生時における事業継続の重要性を再認識させ、コーポレートチームが新たな課題に取り組むきっかけとなりました。

新たな運用の開始: ChromebookとChromeOS Flex

今年、私たちは社外持ち出し用PCとして、Chromebookの運用を開始しました。この取り組みについては、過去のブログ記事でも紹介しています。先述した障害発生時には、ChromebookとChromeOS Flexが予想以上の活躍を見せ、業務の継続性を確保することができました。

この経験を通じて、普段使用しているアプリケーションやサービスがChromeOS上でどの程度動作するかを各部門と協力しながら検証しました。各部門へのヒアリングを実施することにより、異なるニーズに応じた柔軟なIT環境の実現が可能であることを確認しました。この経験は、変化に強いIT環境を目指す私たちの決意をさらに強固なものにしました。

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Google WorkspaceでのGemini AIの導入

生成AIのさらなる活用やGoogle Workspace環境の改善を目指して、Gemini AIの試験運用を開始しました。少数のライセンスでスタートし、利用方法を模索している段階ですが、タスクの自動化やデータ分析の支援を通じて、将来的な生産性向上の可能性に期待しています。

また、生成AIの利用に関する社内ガイドラインや、活用事例を共有するためのSlackチャンネルを新たに開設して、社内のナレッジ共有を図っています。

ワスレナイでのSaaS管理

社内のソフトウェア資産管理を強化するために、SaaS管理ツール「ワスレナイ」を導入しました。このツールにより、ソフトウェアアセットやライセンスの一元的な管理が可能となり、使われていないシャドウIDの発見が容易になりました。これにより、無駄なライセンスを削減し、コスト管理の効率化を実現しています。さらに、利用状況が明確になることで、ソフトウェアの活用度が把握しやすくなり、IT資産の最適化が図られています。

今後も「ワスレナイ」を活かして、より良い資産管理を目指していきます。

ワスレナイ
【ワスレナイ】無料のSaaS・IT資産一元管理ツール | SHIFT ワスレナイは、SaaS・IT資産の管理業務を自動化・効率化。生産性向上とセキュリティ強化を実現し、データ活用によるビジネスの成長をサポートします。

社外イベントへの参加と情報収集

2024年は、いくつかの社外イベントやウェビナー、カンファレンスに積極的に参加しました。これらのイベントを通じて、最新の業界動向や技術トレンドを把握し、他社の成功事例から多くの学びを得ることができました。こうした社外との接点は、私たちに新たな視点を提供し、今後の課題解決に向けたヒントとなっています。

今後もこのような機会をさらに増やし、社内外の知識と視野を広げることで、より進化したITサービスの提供を目指していきます。情報収集を強化し、より多くのアイデアを取り入れることで、社内の業務をより効果的にサポートしたいと考えています。

2025年に向けて

2024年は私たちコーポレートチームにとって、既存の仕組みを維持しつつ、社内業務環境をさらに拡張し、時代の流れに対応する改善を進めた一年でした。

新しいサービスの活用や情報発信の強化、社外イベントへの参加を通じて、さらなる知見の獲得に努めています。

私たちが目指すのは、社員のITリテラシーに関わらず、全員に等しく安全な業務環境を提供することです。今後もこのミッションを大切にし、快適で革新をもたらすIT環境の構築に努めてまいります。

私たちの活動が、皆様にとって価値あるものとなるよう努力を続けますので、ご関心をお寄せいただければ幸いです。

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この記事を書いた人

株式会社PR TIMESの社内IT部門であるコーポレートチームに所属。
2020年9月にPR TIMESに参画し、一人ヘルプデスクとして社内のITヘルプやPC、アカウント管理を担当。2021年のコーポレートチームの発足後は現場で社内IT強化のための改革を支援。2022年にはPR TIMES本社の移転プロジェクトにインフラや設備の担当者として参加。2023年にはコーポレートチームに新たなメンバーを加え、体制を強化。2024年にはオフィスリファインプロジェクトに参加し、ChromeOSやAIの導入を通じて社内ITのさらなる強化を目指す。

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