営業・CR・開発がコミュニケーションを取る場を新たに設けた話 Phase1

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私たちの組織では、顧客接点の部署である営業部・CR(カスタマーリレーションズ)部と、開発側が密に連携し、PR TIMESというサービスをさらに良くしていくための新しい会議体を設けました。

これにより、お互いの目標と課題を理解し、より効果的に協働することが可能になりました。

目次

背景

こんにちは。PR TIMES開発部プロダクトチームでプロダクトマネージャー(PdM)をやっている渡邉です。 私は2023年2月に初の中途採用PdMとして入社しました。

以前にPdMとしての実務経験は無く、未経験枠で採用して頂きました。仕様書やSQLを触ったのはPR TIMESに入社してからになります。

元は最初の業務としてお客様からの技術的な問い合わせに対応したり、各プロジェクトのアシスタントをしていましたが、ドメイン知識が足りていないと痛感し、昨年末までCR(カスタマーリレーションズ)部と営業部で研修をさせて頂いていました。

https://developers.prtimes.com/2023/10/24/pdm_customer_relations_training/

https://developers.prtimes.com/2023/12/18/pdm_sales_training/

今回はこの経験を活かして、営業・CRと開発のつながりを強化するための活動を始めました。

旧リリース共有会

約3年前から当社では営業・CR側と開発側でPR TIMESというサービスについて開発進捗・今後の開発予定をPdMから全社に共有する月1開催の”リリース共有会”がありました。

このリリース共有会は2年以上続いていたものだったのですが、近年では一方的な事後共有となってしまうことが多くなっており、営業・CRのマネージャーレベルからしか意見や質問がなく、議論できていない状態となっていました。

この原因は、営業・CR側と開発側でお互いの目標やユーザへの理解度に関してズレがあったことが考えられます。

さらに近年の開発部は人員も増え体制も整ってきたので開発速度が上がってきており、営業・CRとの連携が追い付かない場面もありました。

開発側はドメイン知識が浅い状態で開発を行っており、営業・CR側はなぜその開発が行われたのか理解できていませんでした。

  • 課題1:開発側のユーザについての理解不足
  • 課題2:営業・CR側のリリース情報への理解不足

これら2つが大きな課題となっていました。

各部署が互いに連携するためにまずはこれらの理解不足を解消することを目標とし、新しい会議体を設置しました。

新しい会議体の設置

お互いの理解不足を解消するために新たな会議体を設けました。

会の頻度も現在のリリース頻度と合っていないため週次にすることとしました。

さらにゆくゆくは部署間で連携するのが理想の姿であることを皆で認識するため、会の名称も「リリース共有会」から「部署間sync会」に変更しました。

直近1,2週間のリリース予定を事前に記入→共有し、それに対して営業・CR側から質問・意見をもらう形式です。営業・CRと連携するために、リリース情報について分かりやすく説明することが求められるため、開発にとっても非常に勉強になります。

またルールとしてこの会では共有や情報交換のみで、意志決定はしないことにしました。

実際に運用した結果を下記に記載します。

リリース情報の共有について

リリース情報がこまめに共有されるようになって質疑応答の回数が増えたため、会を追うごとに営業・CR側のリリースに対する理解が深まり、質問が今までより具体的になっていきました。「今更聞きづらかったけど実はそういうことだったんだ!」という発見が双方に関して増え、開発側の説明の分かりやすさについても改善が見られました。

さらに、インシデントを何度か未然に防ぐという大きな機能を果たすこともできました。
PdMも仕様を決定する際には議論を重ねているのですが、仕様や考慮漏れが100%ないとは言い切れません。

その辺りを日々お客様に近いところで働いているメンバーにチェック・指摘してもらえる場所を作ったことが大きな価値になったと感じています。

また、開発でインシデントが起きた時にお客様接点の部署がどういった対応をしているか、自分たちがリリースしたその先で何が行われているのかの情報共有もされました。各部署で苦労していることなど、普段言いにくい・言う機会がないことも共有することにより、社内が今までより団結している実感があります。

会の雰囲気について

最初は会に参加するだけ・聞くだけの人もいたり、双方から何の質問も出ない状況が続いたため、運営から話が広がりそうな話題を投げかけたり、リリースした機能に対してお客様からのフィードバックを共有して頂いたりなど細かい働きかけをしました。そうしたところ、前向きに会に参加してくれる人が出てきました。
最近では開発側からユーザが何を大事にしているか質問する人が出てきたり、営業・CR側から自発的に業務についての情報共有をしてもらえるようにもなってきました。

また、事前にリリース情報が記載されるnotionのフォーマットについても常にアップデートを続けました。さらに毎週欠かさず会について振り返る運営MTGを設けることにより以前より共有会自体の雰囲気が良くなりました。

今後について

  • 課題1:開発側のユーザについての理解不足
  • 課題2:営業・CR側のリリース情報への理解不足

これらの理解不足がある程度解消できたため、今後は連携を強化していきたいと考えています。

連携、とは言っても今までお互いのズレを認識していなかったので、どう連携できるのかはまだ手探りの状態です。
どう連携できるかを知るために、互いにコミュニケーションをする時間を増やしたり、それぞれの仕事を知ることができる施策を用意します。

なるべく自然に互いの仕事に興味が持てるよう、その週で自身が仕事の中でハッピーに感じたことをシェアするコーナーを新たに設けることとしました。
どういったことが嬉しいのか他部署の人の感情に着目することで、興味を持つと同時にどのメンバーがどんな仕事をしているのかも知る機会になります。

互いの仕事を知ることができれば、営業・CR側が技術的な悩み事を開発に相談しやすくなりますし、開発側もユーザのことを知りたいときに営業・CRに相談が簡単にできます。


また、上記施策の時間を確保するためにリリース情報共有の時間を短縮します。
リリース情報は概要のみの説明で基本的には事前に内容を確認しておいて頂き、当日は質疑応答から会が始まる形にします。
こうすることによって開発がテキストを読み上げるのを聞くだけの時間が無くなり、より対話の時間を増やすことができます。

引き続き、部署間sync会の改善を続けて行きます!

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この記事を書いた人

23年中途入社でPdMをやっています。

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